夏風邪対策!塩水や緑茶でうがいをしよう!
うっかりクーラーをつけたまま寝てしまい風邪をひいてしまった・・・なんてことはありませんか?
風邪を引きやすい冬に比べて、夏は風邪の予防対策に手を抜きがちです。
健康のために大事なのは、毎日手洗い、うがいを行うこと!
うがいは、喉に空気と一緒に入ってきたホコリやウイルス、細菌を洗い流してくれます。
またうがいをする事で喉の痛みや炎症を抑えてくれる効果もあります。
正しいうがいを行い、夏風邪から自分の身を守りましょう。
今回は、夏風邪対策のための正しいうがいの方法について書いていきます。
正しいうがいの方法
①まず手をキレイに洗う。
手にバイ菌がついたままうがいをしては意味がありません。
まずは手を石けんでよく洗い、清潔を保ちましょう。
②口に水を含む。
口に水を含み、30秒程「ブクブクブク・・・」と口の中全体をキレイにしましょう。終わった水は飲み込まないように吐きだしてください。
③うがいをする。
もう一度水を含み、今度は上を向いて15秒~20秒程「ガラガラガラ」と喉を鳴らすようにうがいをしましょう。
この時「おー」と言いながらやると、のどの奥まで洗えて効果的です。
このうがいを水を変えながら2~3回繰り返します。
最初は忘れてしまったり、面倒に思ったりするかもしれませんが、慣れてしまえばお風呂に入る、ご飯を食べる、うがいをすると当たり前の感覚となりますので、帰宅したらこの方法でうがいをするという習慣をつけましょう。
毎日持続して行う事が大切です。
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うがい効果を上げる方法
うがいといえばイソジンなどのうがい薬があります。
うがい薬は種類によっては刺激が強く、のどの粘膜を傷つけて逆にウイルスが侵入してしまい、逆効果になってしまうことがあります。
うがい薬よりも効果があり、ご家庭にあるものを使って簡単にできる方法をご紹介します。
▼塩水うがい
塩水には抗菌効果やバクテリアを排除してくれる効果があります。
なのでよく海水に浸かるダイバーさんなどは風邪を引きづらいそうです。
殺菌効果があるので、口内炎になった時でも塩うがいをすれば、治りがはやくなります。(ちょっと染みますが・・・)
もし風邪を引いてしまった後でも、塩うがいをすれば、のどの炎症している箇所のウイルスを取り除いてくれ、痛みを抑えてくれます。
塩うがいの分量は、コップ一杯の水(200ml)に、塩を小さじ1杯入れる。
少し塩辛いかな、と思うくらいでも問題ありません。
▼緑茶うがい
緑茶にはカテキンとビタミンCが含まれています。
カテキンは、抗ウイルス作用・殺菌作用があり、ビタミンCは、のどの粘膜の健康を守ってくれ、炎症を抑えて痛みを和らげてくれます。風邪予防には最適です。
またカテキンの殺菌作用は虫歯にも効くので、食後に緑茶うがいをすると虫歯予防にもなります。
緑茶うがいはペットボトルなどの市販品よりも、安くても出涸らしでもいいので急須でいれた方が良いみたいです。
▼紅茶うがい
紅茶は緑茶を発酵させてできます。
発酵させる過程で、緑茶のカテキンから「テアフラビン」というものができます。
なんとテアフラビンはカテキンよりも殺菌作用が強いので、効果はバツグンです!
-紅茶うがいの作り方-
・ティーバック1つ or 茶葉1グラム(小さじ1/3くらい)
・お湯 100ml(小さめのコップに半分くらい)
・水
まず茶葉をお湯で5分~6分抽出。できた濃い紅茶を水で二倍に薄めて完成!
人肌くらいの温度になったらうがいを始めてください。
ただし紅茶うがいは質が低下しやすいので、24時間以内に使い切るようにして下さい。
※通常インフルエンザはうがいでは防げないと言われていますが、緑茶うがい・紅茶うがいではインフルエンザの感染力を抑えてくれるそうです!
紅茶うがい等は、「うがいした後そのまま飲み込んでも大丈夫」という話もありますが、うがいしたものを飲み込むのは気が引けます・・・。
一応ウイルスを洗い流すという事なので、なるべく吐き出した方が良いかと思います。
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うがいをする事で実際に感染予防になるの?
簡単に出来る事だから効果に疑問を持たれる気持ちも分かります。
しかし簡単に出来るからこそ、しっかりとしたデータも取れるのです。
ある研究によると、『水うがいを行う』、『うがいを行わない』、『ヨウ素液を使用してうがいを行う』3つのグループに別れ2ヶ月間1日3回の統計データを取ったようです。
統計結果では、『水うがいを行う』グループは、『うがいを行わない』グループに比べて、風邪などの感染発症率が4割(40%)も少なかったそうです。
この結果により、うがいをする事は呼吸器からの感染予防になる事が実証されたのです。
またヨウ素液(イソジン等のうがい薬)を使用してうがいを行ったグループは、うがいを行わなかったグループと殆ど同じという結果に落ち着きました。
これはヨウ素液により喉の粘膜等が傷ついたためこのような結果になったのでしょう。
つまりうがい薬は風邪予防に対しての効果はあまり期待出来ないという事でしょう。
うがいに関するまとめ
うがいは人ごみの中では30秒に一回、食後、帰宅後、就寝前と細かく行う事が望ましいとされています。
しかし中々そういう訳にもいきませんので、帰宅後だけでも行うよう心がけましょう。
また、鼻の中を洗浄する鼻うがいというものもあります。
うがいと鼻うがいを行ってウイルスをキレイに洗い流しましょう!
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鼻うがいに関してはコチラ
うがいは正しい方法を実践する事で、効果は大きく変わってきます。
そして何より毎日続けて行うという事が大切です。
生活習慣の一つとして、正しいうがいで風邪の感染を防ぎましょう。